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フリー雀荘デビューする人へ

近年、Mリーグやネット麻雀等で麻雀をする方の人数は大幅に増えています。

ですが、フリー雀荘に足を運ぶには、少し怖いイメージがありますよね。

雀荘のルールや所作に不安に失礼がないかなど、心配なさる方もいると思います。

私自身、フリー雀荘デビューする際は、色々と不安を持ちながらデビューしました。

今回は、フリー雀荘デビューをしたい方に向けて、自分の経験を元に、
あれやこれやをお伝えできればと思います!

 

 

 

雀荘を選ぶ

フリー雀荘デビューにおいて、雀荘選びは最も大切です。

雀荘によっては、レートがかかっていたり、喫煙OKだったりするからです。

「レートとは、最後の得点に応じて、金銭の受け渡しが発生することです」

フリーデビューで、レートのかかっている雀荘には行くべきではないです。

 

ノーレート、健康麻雀の雀荘に行こう

雀サクッは、雀荘検索で一番有名なサイトです。

雀サクッで、「ノーレート」や「健康麻雀」と書かれた雀荘にいきましょう

jan39.com

 

ノーレートとは、その名の通り、金銭の受け渡しがない雀荘を指します。

健康麻雀とは、お酒を飲まない、タバコを吸わない雀荘を指します。

さらに、ノーレートや健康麻雀を売りにしている雀荘は、
初心者を歓迎しているところが多いです。

フリー雀荘デビューにはもってこいですね!

ご自身が調べて「良い雀荘だ!」と思ったら、今一度Google検索をかけて、
評価や口コミを調べてみましょう!

店内や店員さんの雰囲気をイメージできると思います!

 

いざ雀荘にいくぜ!

雀荘を決めたら早速、雀荘に足を運びましょう!

緊張することはありません。

「こんにちは、はじめてなんですけど、、」

こんな感じで入店すれば、店員さんが優しく案内してくれます!

案内席に座ったら、まず

「初めてフリーで打ちます」

と伝えましょう!

そうすると店員さんがより一層優しく教えてくれるはずです!

間もなく、会員証の作成のための簡単なアンケートルール説明が始まります。

 

 

簡単なアンケート

お名前や生年月日、麻雀歴などを書く、ごくごく簡易アンケートです。

雀荘によってはない場合もあります。

 

ルール説明

次に店員さんがルールやお店の決まりを説明してくれます。

わからないことがあれば何なりと、質問してください!

わからないままにしておくと、逆にお店や他のお客さんに迷惑になるので、
素直に聞くことが大切ですよ!

 

私は、関西三麻の「健康麻雀にまめ」にて雀荘デビューしました!

そこのルールを説明したいと思います。

わからないルールがあれば参考にしてみてください。

2mame.com

 

東南戦、東風戦

「東南戦3人打ちです」

東南戦とは、半荘のことで、東場と南場があります。

親が2回あります。

 

それに対して、東風戦とは、東場のみです。

全員の親が一回ずつ終了したらゲーム終了です!

 

喰いタン、後付け

「喰いタン、後付けアリです」

喰いタンとは、チーやポンをしてタンヤオのみであがることです。

喰いタンなしのルールだと、チーやポンをする際は、「タンヤオ・トイトイ」などもう一役つける必要があります。

チーして「三色」のみは認められます

「タンヤオ」のみで上がることが禁止されています。

 

後付けとは、役を後に付けると言うことです。

例えば、どこか数字の牌を鳴いて、「東、1p」待ちで

「ロン!東のみです」

これが後付けです。

つまり、後から「東」という役をつけていることが後付けとなります。

またこれを「片上がり」といいます

 

どこかの数字の牌を鳴いて、「白、中」待ちであるとしたら話が代わります。

役牌という役が確定しているからです。

これをダブルバック」といいます

これを後付けとするかしないかは、そのお店次第なので、
説明の際にわからなければ質問してみましょう!

「タブルバックは、後付け扱いになりますか?」

 

点数返し

「35000点持ち40000点返しです」

35000点持ちとは、そのまま35000点を持ってゲームを開始すると言う意味です

 

40000点返しとは、ゲーム終了時に持ち点から
40000点を差し引いた点数をプレイヤーの得点とすること
を意味します。

例えばあなたが、49300点もちで終了した場合は、

49300 - 40000 = 9300

百の位を切り捨てて、+9000がこのゲームのスコアになります。

スコアシートには+9と記入します。

マイナスの場合は、△9と書きます。

 

ですが、そこまで気にする必要はありません。

店員さんがやってくれるから。

ありがとう、店員さん。

 

ウマ

「ウマは5 - 10です」

ウマとは、順位によって点数のやりとりを行うことです。

ウマの表し方は、

(3位から2位へ渡すポイント)-(4位から1位へ渡すポイント)

となります。

一般的に使用されるウマの具体例を以下に示します。

 

ウマ

概要

5 - 10

3位の人から2位の人へ5ポイント(5000点)

4位の人から1位の人へ10ポイント(10000点)

10 - 20

3位の人から2位の人へ10ポイント(10000点)

4位の人から1位の人へ20ポイント(20000点)

 

 

その他、読めばわかる細かなルール説明があります。

もしわからないことがあればすぐに質問!

これを徹底していれば、問題ありません!

 

 

卓へ案内される

ルール説明が一通り終わると、遊戯卓へ案内されます。

 

点数計算について

点数計算が苦手な方は、卓へ着席したらすぐに

「点数計算が苦手なので、サポートいただけたら嬉しいです」

と、一言伝えておきましょう!

店員さんも必ずフォローしてくれますが、
同卓している方への配慮として、まずは一言伝えておきましょう!

 

対局開始

いよいよ対局開始です!

「お願いします!」

対局開始前には、挨拶をしておきましょう。

Mリーグでも試合開始前は挨拶をしますよね!

お互い気持ちよく試合ができるように、挨拶をしましょう。

 

マナーや所作

一般的なマナーや所作に関して以下のものが挙げられます。

  • 先ズモ、引ズモをしない
  • 強打しない
  • リンシャン牌は下ろす
  • 牌山が上がったら前に出す
  • ドラはすぐにめくる
  • 捨て牌は6枚切り
  • 発声ははっきり、しっかり
  • リーチ後は手牌とツモ牌をつけない
  • 上がったときは両手で倒す
  • 相手の上がり批判、自分の上がり自慢をしない
  • 体制を崩して座らない
  • 同卓者が耳障りになることはしない
  • 手牌の話をしない
  • 三味線をしない
  • ツモ牌は手配の上に乗せない
  • 小手返しはしない
  • ツモから捨てるまでは利き手のみで行う
  • 打牌選択はできるだけ迅速に
  • チーは一呼吸置いてから
  • ツモって上がるときは、ツモ牌は手牌のすぐ横に置く
  • 鳴きの手順
  • 点棒支払い

 

 

同卓者が耳障りになることはしない

舌打ちや、過度なため息、独り言など、同卓者が不快になることは全般的にやめておきましょう。

また、対局開始すぐに私語をすることもあまりよくないかもしれません。

他の方が、会話を振ってくれたら答える

これくらいのマインドでいると良いでしょう。

 

手牌の話はしない

麻雀は不完全情報ゲームです。

限られた情報の中でゲームを進行していきます。

手牌の話をしてしまうと、麻雀というゲームを否定してしまう恐れがあります。

 

三味線をしない

三味線とは、嘘やハッタリのことです。

例えば、

「こんな待ちでリーチしても上がれないよなぁ、、リーチ、、」

「ロン!!1、4、7p待ち!!」

これが三味線です。

惑わすようなことを言わない。

これに尽きます。

 

ツモ牌は手牌の上に乗せない

自動麻雀卓の牌には磁石が埋め込まれています。

そのため、ツモ牌を手牌の上に乗せてしまうと、
ツモ牌が落ちてしまったりする恐れがあるため、手配のすぐ横に置くようにしましょう!

 

小手返しはしない

小手返しなど牌のカチャカチャと音のでる行為はやめましょう。

一見小手返しは、かっこよく所作もよく見えるかもしれません。

が、他者の耳障りになり迷惑なので、辞めましょう。

 

ツモから捨てるまでは利き手のみで行う

これは、イカサマ防止です。

右手でツモったなら、右手で打牌するようにします。

両手を使って良いのは、理牌をするとき、局が終了して卓に牌を入れる時のみです。

 

打牌選択はできるだけ迅速に

ツモから捨てるまではできるだけ時短することを意識しましょう。

麻雀は4人(3人)で行うゲームです。

1人が時間を使うと言うことは、その他同卓している人の時間を使っていることと同じです。

考えるゲームですので、ある程度考えることは悪いことではありませんが、
「できるだけ」を意識して打牌しましょう。

長考するときは

「すいません」

これもMリーグでよくありますよね!

 

チーは一呼吸置いてから

ポンとチーが同時発生すると、ポンが優先されます。

なので、そこがターツになっていることがばれて不利になることがあります

 

ツモって上がるときは、ツモ牌は手牌のすぐ横に置く

ツモ牌を手牌の前に置いてしまうと、河に捨てたとみなされてしまう可能性があります。

上がり放棄など、面倒くさいことになってしまうので、ツモ牌は手牌のすぐ横におきましょう

 

鳴きの手順

鳴きの手順は以下のように行いましょう

  1. 発声する
  2. 自分の牌を晒す
  3. 打牌する
  4. 相手の河から牌を持ってくる

もしかすると、3・4は雀荘によったり作法によったりで
変わってくることがあるかもしれませんが、発声し自分の牌を晒すという手順さえ
間違っていなければ特に問題はありません。

 

点棒支払い

点棒を支払う際の注意点もいくつかあります。

  • 手渡しせずに、相手の近くに置く
  • お釣りの額を伝える
  • 1000点棒を残すように支払う

次局以降のリーチのため1000点棒はできるだけ残すことを意識しましょう。

両替をしてもらえば問題ありませんが、
スムーズに進行できるように頭の片隅に置いておきましょう!

 

 

郷に入っては郷に従え

これまで、たくさんのマナーをお伝えしてきました。

ですが、これらは最低限のマナーとなっています。

郷に入っては郷に従え

その雀荘のマナーや決まりなどが存在するはずなので、
指摘や注意を受けたら、素直に受け入れ正す。

これを徹底していれば、なにも不安に思うことはありません。

その指摘も注意もきっと優しく伝えてくれるはずです。

雀荘ってそんなに怖い場所ではありませんから。

 

対局終了

対局が終了したら、点棒をリセットして次の試合が始まります。

 

かもラス、ラス半を店員さんに伝える

帰宅する時間が近づいてきたら「かもラス」か「ラス半」を伝えましょう。

かもラスとは、次のゲームが長引けば終了、早く終わればもう1ゲーム行うと言う意味です。

ラス半とは、次のゲームで終了するという意味を表します。

これを店員さんに伝える理由は、雀荘はお客様を待たせないように卓組みをしています。

なので、

「ここの席が開くから少しだけ待ってもらおう」

「どこも開く予定がないからもう一卓新しく立てよう」

などと考えています。

なので、急に変えられると困るわけです。

「ラス半」コールは必ずかけるようにしましょう。

 

おわりに

長々と説明してきました。

逆に不安になるくらいのりょうだったかもしれません、、

ですが、大丈夫です。

先述の通り、雀荘ってそんなに怖い場所ではありません。

本当にだれでもわかるようなルールやマナーを守ってさえいれば、何の問題もありません。

自分自身も注意されたこともありますしね。

そのときは、

素直にごめんなさい

そして、素直に受け入れ、訂正する

雀荘に限らず、全てにおいてそうあるべきですよね。

あなたのフリー雀荘ライフが素晴らしいものでありますように。

心から願っております。