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就活生の悩み〜自己分析と緊張

先日、大学の就活イベントに「内定者の先輩」として、後輩の悩みや就活のノウハウを伝える立場で参加してきました。

そこで気づいた、この時期に共通して就活生が頭を抱える問題を皆さんにシェアできたらと思います!

 

 

自己分析の仕方

就活生で一番多い悩みとして、「自己分析の仕方がわからない」が挙げられます。

  • 学生生活で頑張ったことがない
  • 頭ひとつ出ている能力がない
  • 自分に強みなんてない

このように、難しく考えている人が大半だと思います。

私は、そんなに難しく考える必要はないと考えます。

 

小さな努力もあなたの強み

些細なことでも、それはきっとあなたの持つ立派な強みの一つです。

例えばアルバイトで、

「今日は日曜日なのに、人数が全然いない。15分早く行こう」

これって立派な、「責任感」「協調性」「気配り」「柔軟性」「状況把握力」です。

または、ゼミで

「雰囲気が暗いな。ギャグを言って場を和ませよう」

これは立派な「ムードメーカー」「チャレンジ精神」「気配り」「強メンタル」「発信力」「コミュニケーション能力」です。

何も、バイトリーダーである必要も、サークルの代表である必要も、1週間に1回ボランティアをしている必要もないのです。

もっともっと小さなことから見直してみてください。

小さな行動でも、あなたの強みはいくつも出てきます。

この世に強みのない人間なんていないのです。

見方を変えれば、それがきっとあなたの強みです。

 

強みの伝え方は会社ごとに変える

「協調性」を欲している会社

「コミュニケーション能力」を欲している会社

会社ごとに欲しい人材は違います。

あなたが受ける会社はどんな人材を欲していますか?

仮に「協調性」を持った人材を探している会社で面接をしているとしましょう。

「私は、責任感だけは誰にも負けません!
アルバイトで人の不足が発生すれば、持ち前の責任感で出勤時間を早め、空いている枠を埋めています!!」

この会社の面接官はきっとこう言うでしょう。

「おお!それは素晴らしいですね!!
他の会社で頑張ってください!!」

この会社は、「協調性」を求めています。

少し伝え方を工夫すれば、何の問題もありません。

「アルバイトで人の不足が発生すれば、店長に相談し、
シフトに協力できる旨を伝えます。問題が起これば、協調性を持って課題解決に努めます。」

「早めに出勤する」という事象は変わりませんが、伝え方で何が強みなのかを変えることができます。

会社が欲しい人材であるように自分を売る

ということを意識して、自己分析してみてください。

 

色々な関係の人に強みを聞いてみる

あなたの周りの人は、あなたをどうみているでしょうか。

自分自身の強みを知るには、周りの人に聞いてみるのが一番近道です。

また、同じ関係である人ではなく、さまざまな関係の人に聞いてみてください。

  • 兄弟
  • 友達
  • バイト仲間
  • バイト先の店長
  • ゼミ仲間
  • ゼミの担当教授

これらの方々はそれぞれ、あなたを違った面をみて、あなたの違った強みを感じています。

あなたが考えている強みと、もらった強みが違っていれば、大収穫

なぜその人が、その強みを選んでくれたのかを振り返ってみれば、新たな気づきがあるはずです。

恥ずかしがらずに、色々な人に聞いてみてくださいね。

きっと、快く答えてくれるはずです!

 

 

緊張は捉え方と準備の量で決まる

私が緊張しないための思考方法や、面接の準備方法を共有します!

 

面接はテストではない

大前提として、面接はテストではないです。

うまくやろうと思う必要も、完璧を目指す必要もないです。

面接はあなたと会社がマッチしているかどうかを見定める場所です。

聞かれた質問に真摯に答え、素を曝け出してください。

それで落ちてしまうのであれば、それはあなたの人格を否定されたわけではなく、面接の受け答えがダメであったわけでもなく、あなたと会社が合っていなかったということです。ただそれだけ。

自分に自信を持って、堂々と質問に対して返答してください。

それで採用見送りになったなら、次の会社。

それくらいのマインドでいいです。

日本には350万以上の会社があります。

次の会社が、あなたの最高の職場になっているかもしれません。

 

面接の準備

面接の質問内容は、ある程度パターン化されています。

  • 自己PR
  • 志望動機
  • ガクチカ
  • キャリアプラン
  • 就活の軸

などは、基本的に質問されると思っておいてよいです。

伝えたいことはキーワードで頭に入れる

返答の準備する際、文章で丸暗記するのは避けましょう

文章の丸暗記だと、一度詰まってしまうと、テンパってしまい、もうおしまいだからです。

ですが、伝えたいことをキーワードで頭に入れておくと、一度詰まっても軌道修正ができます。

厳密に文章を作って、それを暗記するのではなく、

「何を伝えたいか」「何をアピールしたいのか」を考えてみましょう。

 

「なんで?」「なんで?」「なんで?」

 

面接では返答に対して、「なんで?なんで?」と深掘りをされます。

その深掘りされた内容の説得力が、面接で一番大切です。

そこで、自分の強みやガクチカ、就活の軸などを書き出して、自分で「なんで?なんで?なんで?」と3回以上深掘りしていくとよいです。

例えば自分の強みに関して、

「自分の強みは、「責任感」があるところです。」

なんで責任感があるの?

「大学時代に飲食店のアルバイトリーダーを2年間担当し、業務をする上で育まれました。」

なんでアルバイトリーダーになったの?

「チームやメンバーなどをまとめ上げるのが好きだからです。
人の前や上に立つことが好きだからです。」

なんでまとめることが好きなの?

「チームをまとめて、そのチームで目標の達成をした瞬間が、仕事のやりがいで、モチベーション維持に繋がるからです。」

このように、初めの返答から「なんで?」を3回繰り返して、自分を見つめてください。

そうすることによって、自分についての理解や、面接で話せる引き出しがどんどん増えて、面接で話す内容に困らなくなっていきます

準備をすればするほど、緊張はしなくなっていきます。

これだけ準備したんだから大丈夫

そう思えるくらいまで、準備に準備を重ねてください。

以下に、私が実施した面接対策を載せておきます。

少しでも参考になれば幸いです。

  1. 面接で出やすい質問一覧を調べる
  2. それに対して、一通り返答を書き出す
  3. 一つひとつ、「なんで?」を3回繰り返す
  4. 伝えたいキーワードを別の紙に書き出す

 

まとめ

自己分析
  • 小さいことも立派な強み
  • 伝え方によって強みを変える
  • 様々な人に自分の強みを聞く
緊張のほぐしかた
  • 面接はテストではない
  • 自分に自信を持つ
  • 伝えたいことだけを覚える
  • なんで?と自分に自分に問いかけ、話せる引き出しを増やす
  • 緊張しないくらいまで準備、対策をする

あなたの就職活動がうまくいきますように、心から願っています。